VirtustreamとDell Technologiesの最近の調査では、企業の86%がマルチクラウド戦略を採用し、60%がミッションクリティカルなアプリケーションをクラウドに移行していることが明らかになりました。
クラウド化に向けた将来はほとんどの企業にとって明白であり、移行すべき理由も多く存在します。このトピックに関する我々の見解と、クラウド戦略を打ち立てるためのいくつかの知見を紹介したいと思います。これを読んで、できるだけ簡単にクラウドへ移行できる方法を手に入れてください。

時は金なり

クラウドに移行することで、頭痛の種であるハードウェアの保守やソフトウェアのアップグレードに費やす時間を大幅に削減することができます。クラウドシステムはシームレスに自動更新されるので、常に最新バージョンを使用し続けることができます。SharePoint Onlineの最新のモダンチームサイトを試してみれば、ユーザーフレンドリーなレイアウトにより、利用者のコミュニケーションをどんなに活性化するかが分かります。
より良いコミュニケーションやコラボレーションは、ビジネスの戦略面に集中するための時間を生み出すことができます。SharePoint Serverの保守やメンテナンスを行う代わりに、ビジネスのさまざまな改善に重点を置くことができます。テクニカルチームはオンサイトでサーバーを管理するための出張に時間とお金を費やすことなく、どこからでもメンテナンスが可能になります。

コスト削減

オンプレミスのシステムを管理するためには、場所の確保、電気や空調、ハードウェアからOSのメンテナンス、その他さまざまな経費が必要になります。そのため、クラウド化とはデータセンターに設置してあるサーバー機器の所有に伴う直接的なコストを軽減するだけでなく、保守、管理、トレーニング、およびポリシーに関連する間接的なコストも削減します。これらの間接的なコストはオンプレミスのシステムの大部分を占めます。

セキュリティ

長い間、社内にあるオンプレミス環境はセキュリティ上安全なソリューションだと信じられてきました。セキュリティに配慮する多くの企業が、データを自社内もしくはデータセンターで管理している自社機器上に保管することを選択してきました。しかし、多くの場合、一般企業には常勤のセキュリティ専門家がいるわけではないので、ネット上の攻撃者からすれば格好の餌食です。特にクラウド化の進展と技術革新に伴い、若い世代のITエンジニアはオンプレミス環境についての専門性が乏しくなってきているので、今後社内でセキュリティエンジニアを確保するのはコスト的にも機会的にも難しくなってくるでしょう。
しかし、マイクロソフトのようなクラウドサービス事業者は、医療機関や金融機関、政府機関が求める業界最高レベルのセキュリティ基準を満たす必要があります。例えばマイクロソフトが米国政府機関向けに提供している「Azure Government Cloud」は、政府機関のセキュリティ基準に準拠した非常に厳しいセキュリティが構築されています。

どこからでもアクセス可能

モダン・デジタルワークプレイス化が進んでいくことで、従業員の働き方も変化していき、多くの従業員は遠隔地のオフィスで働くことが多くなります。従業員の5人に3人は仕事に関して様々なアプリケーションを利用しており、これをクラウド化することでオフィス内でも地球の反対側でも同じように仕事を進めていくことができます。
今後さらにマルチデバイス化が進んでいくことで、従業員はたとえインターネットにアクセスできない環境下においても特定のデバイス上で業務を行い、その後インターネットに接続した後で、別のデバイスで仕事をシームレスに続けていくことが求められてくるでしょう。
SharePoint Onlineのようなクラウドシステムを利用することで、同僚と共同作業を行ったり、ドキュメントを共有したり、モバイルデバイスを活用していくことができます。

ここで紹介した利点によって、経営やIT、人材開発の部署からのサポートを受けることができ、クラウドへの移行を実現することが出来ます。最後にお伝えしたいポイントは、企業全体を経営の意思決定プロセスに参加させることの重要性です。導入する際にはSharePoint Onlineの色々な利点を従業員に伝えて、導入に伴い業務にどのような効果が得られるのかを具体的にしていきましょう。これは従業員の利用率が高まり、クラウド移行が成功するための重要なステップです。