2017年の企業内における教育トレンド

現在、Eラーニングを含めた企業内での教育は、世界中で大きな転換期に差し掛かっています。
それについては多くの書籍や情報が出回っていますが、本質的に重要なところはこれまでと変わらず「どうやって学習するのか?」「どこで学習するのか?」「何を学習するのか?」そして、その「学習の結果が業務にどのような効果を及ぼすのか」といった点です。

この記事では、学習成果を大きく変化させる可能性がある最近のトレンドについて紹介します。
以下の5つのステップが示すトレンドは、今後、教育計画を進めていく上で考慮していくことがとても有用だと、私たちは考えます。

step1:テクノロジー

学習管理システムを含む学習基盤を見直す時期が来ています。
旧来の学習管理システム(LMS)は仕組みがとても複雑です。
もし、今のお使いの学習管理システムが、使いこなすまで数ヶ月かかってしまうという場合は、ぜひ新しい学習管理システムを導入し、ビジネスの変革スピードに追随していけるようにするべきでしょう。
企業内における教育の質を担保していくためには、教育基盤として「Eラーニング」「実地研修」「Eラーニングと実地のブレンド研修」「ウェビナー」ができることは最低限必要になってくるかもしれません。

さらに、マイクロラーニングができる環境として、Microsoft VideoやYouTube、又はその他動画コンテンツを活用できるようにする仕組みが必要になってくるでしょう。
学習者は、このような学習ができる仕組みを必要としています。
もちろん、LMS365ではこれら全てを実現できる環境をご提供します。
Office365プラットフォーム(SharePoint Online含む)と有機的に統合することにより、さまざまな新しいトレンドの形を実現していける、これがLMS365の真骨頂です。

step2:動画

step1でも取り上げた動画が2つ目のトレンドです。
動画は教育における重要な次世代トレンドです。動画による学習は大いなる経験をもたらし、反復学習することで学習成果へとつながります。

動画コンテンツは、私たちが日常で使用しているスマートフォンと合わさった時にその真価を発揮し、マイクロラーニングを実施するための素晴らしい機会を提供できるようになります。
例えば、普段の業務や色々なタスクを動画として撮影しマイクロラーニング用コンテンツとして配信することができるわけです。
学習者は、それを見て、学び、実行するだけで良いのです。
また、その動画をPDFやWord文書、PowerPoint文書などと共に配信したり、Office Mixを活用して短いスナップビデオを作ることで強力な学習コンテンツに変換させ、より大きな学習効果が期待出来るようになります。
動画とマイクロラーニングとは、切っても切れない関係です。

また、将来的には学習者自身が体を動かしたりすることで、直接的に経験として学ぶことが出来るようになる「バーチャルリアリティ学習(VR)」にも発展していくでしょう。

step3:ソーシャルラーニング

マズローの欲求段階説を思い出してみてください。
「どこかに所属している。そして必要とされている」と言うのは、全ての人の根源的な欲求でしょう。

仕事の中で色々なチームに参加し、そのチームが共通の目標に向かって成果を達成していくのと同じように、学習でも、みんなで情報を共有し、協力しながら、チームで学ぶようにしていくことが重要です。
LMS365はActive Directoryと直接連携することで、Office365グループやMicrosoft Teamsのチームを受講者として追加できるので、Microsoftが提供するソーシャル機能をフル活用し、ソーシャルラーニングを全面的に支援します。

step4:マイクロラーニング

今は、学習においても即時性が求められるようになってきています。
長期間の学習カリキュラムや実地研修に代わって、モバイルを活用した素早い学習環境の提供が大きなトレンドになってきています。
受講者は限られた時間を活用し、「オンラインでいつでも学習でき、すぐに学べる」コンテンツや環境を必要としています。
つまり、5分以内で集中的に、かつターゲットを絞り込んで細分化された、より効果的な学習コンテンツとして、マイクロラーニングが求められているのです。

step5:モバイルEラーニング

最近のもっと急速な変化は、コーヒーショップや自宅などのオフィスの外で仕事をするようになってきていることです。
これは働き方における大きなパラダイムシフトをもたらし、ビジネスや仕事の管理プロセスがどこでもできるように、さまざまな情報をモバイルに対応させていく必要性に迫られています。
そして、上記のステップ1~4までを実現しながら、受講者にリアルタイムでの学習環境を提供するために、LMS365は有用な手段となるでしょう。

 

 

 

これら5つのステップを意識していくことで、受講者がいつでもどこでも、必要な時に必要な学習コースを受講できるようになります。

ソーシャル機能を活用し、同僚や上司などとコラボレーションしながら、マイクロラーニング的に学習していくスタイルが、トレンドの主流になっていくことでしょう。

 

Written by John Driscoll, Director ELEARNINGFORCE ANZ 22/05/2017

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