最適なLMSを選定するには


2018年度に向けて、新しいeラーニングシステムの導入を検討している企業も増えてきているかと思います。 eラーニングシステムを提供しているベンダーは数多く、導入にあたって検討しなければならないこともたくさんあります。
日々進歩していく新しいテクノロジーには、付加価値として旧来型のテクノロジーよりも高価になることもありますが、学習管理者や受講者の双方にとって、それ以上の有益さをもたらすこともあります。
御社に最適なeラーニングシステムを選定し、初期導入や運用に費やす時間を最小限に抑えていくにはどうすれば良いでしょうか?
新たにeラーニングシステムの導入を検討する際に、留意すべき事項をまとめました。

導入に必要な時間の見極め

時は金なりといいます。これは新しいシステムを導入する時に特に当てはまるのですが、ともするとシステム導入には莫大な時間がかかってしまいます。
まずは、新しいシステムの導入にかけられる時間やリソースがどれ位なのかを見定めておくことが重要です。例えば2018年度はじめにリリースされる予定でeラーニングシステムを選定していく場合、既存の環境とそのeラーニングシステムがどのように融合するかを分析して理解することが重要です。eラーニングシステムが使い慣れた環境にシームレスに統合されている場合は、システムのセットアップにかかる時間を短縮できるだけでなく、学習管理者や講師、受講者の時間を節約することにもつながります。

予算の確保

まず新しいeラーニングシステム導入に向けた予算を確定しベンダーや製品絞り込むことで、予算外の製品を比較検討することに貴重な時間を費やすことが避けられます。
場合によってはベンダーはお客様に応じて異なる価格帯のプライスリストを用意している場合もありますが、あくまで品質に対してお金を払っていくのだという認識が重要です。
最も高価なソリューションが最も適したソリューションではありませんし、予算を大きく下回るものは眉唾ものである可能性もあります。
さらに、eラーニングシステムは企業の成長に合わせて有機的に成長し、進化していく必要があることに留意してください。したがって、将来的な拡張性を持っていて、変化するビジネス環境に適応出来る必要があります。

サポート体制の確認

テクノロジーというものは、業界や職場環境の変化に合わせて常にアップデートされていくことが望ましいです。当然同じことがeラーニングシステムにも言えます。ベンダーには問題のトラブルシューティングに役立つサポート体制がありますか?迅速に対応してもらえそうでしょうか?操作方法などのトレーニングプランや教材作成サポートなどの周辺サービスも提供されているでしょうか?
また、もし会社が今現在、もしくは今後にわたってグローバル化を推進していく場合は、このサポート体制がグローバルレベルでも提供されているかを確認するのが良いでしょう。

稼働済みの他システムとの共存

組織または部門内ですでに使用されている他のシステムを確認しLMSとの統合が必要かどうか検討してください。例えば人事システムやタレントマネジメントシステム、Office365などのシステムとeラーニングシステムとの統合は必要でしょうか?
もし統合にあたって既存のシステムに手を加えることになると、新しく導入するeラーニングシステムの習熟に関するトレーニングだけでなく、既存システムの変更点に関しても新たに習熟しなければいけないコストが発生してしまうことも注意しておく必要があります。

カスタマイズ実施の有無

要望を100%満たす完璧なLMSはなかなか存在しません。
導入するeラーニングシステムによっては要望に応じて自由にシステムを設計したり機能を追加したりすることができます。ただし、カスタマイズを行えば行うほど初期費用は増大しますし、eラーニングシステムの運用に関するシステム運用費用も増大したり、今後の定期的なアップデートを受けられなくなったり、システム自体の安定性が著しく低下し、将来的な拡張性も失われるなどさまざまな弊害が出てくることも懸念されます。
カスタマイズしたい内容が、会社のロゴを表示したいだけなのか、デザイン全般を自社のコーポレートカラーに合わせたいのか、もしくは機能そのものを開発したいのかに応じて最適な製品やベンダーを探すことが重要です。

従業員のリモートワーク対応

働く環境はものすごいスピードで変化しています。最近では従業員が自宅やお客様先など自社オフィス外で働くリモートワークが急速に増えてきています。
リモートワークで働く従業員はそれぞれ多様な勤務体系やスケジュールを持っており、学習プラットフォームに関してもそれに合わせた対応が必要となってきます。たとえ今すぐには必要なくともモバイル対応などについては先々を見据えてあらかじめ検討していくのが良いでしょう。

組織内でのソーシャル学習

受講者が学習管理者や講師、または他の受講者とコミュニケーションを取りながら学習を進めていくスタイルが徐々に浸透してきています。この流れは今後ますます浸透してくと思われますので、eラーニングシステムを選定する際もこのような拡張性や機能性が見込めるかどうか重要なポイントになってきます。
例えば、メール環境との統合やアプリ内でのチャット機能の有無、Microsoft Teamsのようなコラボレーションツールとの融合など、どのようなコミュニケーション手段がサポートされているかを確認していくと良いでしょう。


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