マイクロラーニングとは短時間で学習できる教材のこと【メリット/ポイントも解説】

マイクロラーニングとは短く区切った教材コンテンツをもとに学習を行うスタイルです。従来の教材に比べ、短い時間で効率よく学習ができるようになっています。

本記事では、マイクロラーニングの特徴やメリット・デメリット等を紹介しています。

  • マイクロラーニングとは?
  • マイクロラーニングが注目を集める理由
  • マイクロラーニングを活用する3つのメリット
  • マイクロラーニングを活用する3つのデメリット
  • マイクロラーニングを活用する際のポイント
  • マイクロラーニングの活用例

本記事を読んで、マイクロラーニングへの理解を深め、教材に取り入れていただけたら幸いです。

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マイクロラーニングとは?

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まず、マイクロラーニングの概要について解説します。

  • マイクロラーニングのスタイル
  • マイクロラーニングと従来のeラーニング教材の違い

マイクロラーニングのスタイル

マイクロラーニングとは1〜5分程度、長くても10分程度の短時間で学習を進める方法のことを指します。

学習を短い時間で進めることができるため、従来の学習に比べ時間や場所などの制約を受けにくいという特徴があります。パソコンだけでなくスマートフォンやタブレット等、様々な端末を利用して学習を進めることが可能であるため、移動中の隙間時間や自宅など、いつでもどこでも受講することが可能です。

マイクロラーニングに用いられる教材はPDF資料や動画だけでなく、クイズやゲーム形式のものもあります。

マイクロラーニングと従来のeラーニング教材の違い

マイクロラーニングと従来のeラーニング教材にはどのような違いがあるのでしょうか?

従来のeラーニングでは主に数十分から1時間程度の教材コンテンツを用いた学習を提供することが主流でした。受講するためのデバイスや環境に制限があり、1つの教材で多くの情報をインプットする方が、効率が良かったためです。

最近では、スマートフォンやWi-fi・通信環境の普及により、様々な環境でインターネット上のコンテンツにアクセスすることが可能になりました。移動中でもスマートフォンを利用して、動画や情報収集等を行うことが容易となっています。

そのため、eラーニングにおいても、LMSなどの学習管理システムを用いることで、環境に縛られることなく受講することができるようになりました。

参考:LMS(学習管理システム)とは?意味や種類、選ぶ際のポイントを解説

受講者は環境に縛られることなく学習できるため、隙間時間を有効活用することが可能になりました。その結果、隙間時間でも学習に取り組みやすいような教材のマイクロラーニング化が進んだと言えるでしょう。


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マイクロラーニングが注目を集める理由

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マイクロラーニングの学習スタイルはいま、注目を集めており、様々な企業の研修等でも取り入れられています。
注目を集めている理由について下記のポイントから解説します。

  • 学習の効率化
  • モバイル端末との相性がいい

学習の効率化

従来のeラーニング教材では数十分から1時間程度で構成されていたため、まとまった時間を確保して受講する必要がありました。

一度に多くの情報をインプットできる点は良い点ではありますが、ビジネスパーソンにとっては通常の業務もある中で、時間を捻出しなければならず、受講自体が難しいという問題もありました。

また学習教材の受講時間が長いため、知識のインプットに重要な「復習」にあまり時間を充てることも難しいという状況でした。

マイクロラーニングを取り入れることで、上記の問題を解決し、より効率的に学習を進めていくことが可能です。

マイクロラーニングでは、1回の受講が数分程度で終わるため、業務の合間の隙間時間や移動時間などに受講することができます。また、よく理解できなかった部分や再度視聴したい部分をすぐに復習することができるため、より効率的に知識の定着を進めることができます。

また、数分程度で受講が完了するため、集中力が持続しやすいというメリットも挙げられます。

後述するように、教材の内容により、短いコンテンツが良いか、しっかりと解説する長いコンテンツが良いのかどうかは異なりますが、マイクロラーニング化された教材は、受講者が時間や場所などを気にせず、学習しやすい学習スタイルであると言えます。

モバイル端末との相性がいい

マイクロラーニングは、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末との相性が良いと言えます。
電車等での移動中や自宅での隙間時間などを利用して、スマートフォン・タブレットで簡単に受講することができるためです。

また、パソコン端末の準備をしなくてもよいという、コスト的なメリットもあります。

例えば、企業の入社前研修にeラーニング教材を受講させる際に、パソコン端末での受講が推奨される従来の教材であれば、入社前の内定者にパソコン端末を配布する必要があります。スマートフォンでも簡単に受講可能なマイクロラーニング化された教材であれば、既に各内定者が所持しているスマートフォンを用いて受講させることが可能となり、パソコン端末の準備や配布に関するコストを削減することができます。

また、資格取得のための学習など、個人で受講するeラーニングにおいても、パソコン端末を準備する必要がなければ、受講者が個人的にパソコン端末を購入する必要がなく、負担を減らすことができます。受講者としてもコスト的なメリットを受けられ、また教材提供側も「スマートフォンで受講可能」という点を強みとして告知していくことが可能です。

マイクロラーニングを活用する3つのメリット

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本章ではマイクロラーニングを活用するメリットを紹介します。

以下、3つのメリットを解説します。

  • スキマ時間に学習できる
  • 反復学習がしやすい
  • コンテンツの更新がしやすい

メリット1:スキマ時間に学習できる

前述のようにマイクロラーニングは数分程度で構成される教材であるため、隙間時間に学習できるというメリットがあります。

通勤中や休憩中、業務の合間など、受講可能な時間が10分程度確保できれば、スマートフォンやタブレットを用いて簡単に学習を始めることが可能です。

例えば、就業時間中において移動が多い営業職や、接客などにより通常業務の隙間時間がバラバラに発生しやすい店舗スタッフなど、スキマ時間に受講できる教材を提供することで全体の受講率向上に繋げることができるでしょう。

メリット2:反復学習がしやすい

数分程度で受講できるマイクロラーニング化された教材は、何度も受講することが容易であるため反復学習にも向いていると言えます。

反復学習をすると、学んだことが記憶にも定着しやすくなるため、積極的に受講者に促していく必要があります。マイクロラーニング化された教材であれば、1回あたりの受講時間が短いため、反復学習の負担が少なく、受講者も気軽に復習することができます。

また、反復学習がしやすいのは知識のインプットを行う動画教材だけではありません。
数分程度で回答できるクイズ形式の学習教材を提供すれば、受講者は知識の習得状況を簡単に確認することができます。LMSの機能を用いてクイズを作成すれば、過去に間違えた問題を簡単に把握することができるため、自身の苦手箇所を特定することも可能です。

理解度が低い箇所に絞って、反復学習を行っていくことができるため、効率的な学習を行うことができる点もメリットと言えるでしょう。

メリット3:コンテンツの更新がしやすい

マイクロラーニング化された教材の場合、一つ一つのコンテンツが数分程度と短くなっているため、修正がしやすいというメリットがあります。

例えば、新入社員研修に「マナー研修」の教材を提供する場合、従来の教材であれば1時間コンテンツの中に、「身だしなみ・名刺の渡し方・言葉遣い」といった複数のコンテンツを盛り込む必要がありました。仮に、制服のデザインが変更になり、動画の撮り直しが必要となった場合、1時間を通して撮り直しを行うか、必要な部分を撮影して、既存の動画と連結する編集を行い、レンダリング・アップロードを行う手間が発生してしまいます。

マイクロラーニング化した教材であれば、それぞれのコンテンツを分割して作成するため、必要な箇所に絞って修正・更新を行うことが可能で、手間もかかりません。

マナー研修に限らず、法制度やセクシャルハラスメントの事例など内容を定期的に更新していく教材である場合、コンテンツが更新しやすいかどうかはとても重要になります。

更新のしやすさが必要かどうかも視野に入れ、マイクロラーニングを取り入れていく必要があります。

その他のおすすめ記事:LMSのメリット・デメリットとは?効果的な活用方法をわかりやすく解説

マイクロラーニングを活用する3つのデメリット

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マイクロラーニングには様々なメリットがあることをお伝えしましたが、下記のようなデメリットも挙げられます。

  • 複雑な学習内容との相性が悪い
  • 学習効果が知識習得に偏る
  • 教材コンテンツの質を保つ労力がかかる

本章ではこちらのデメリットと、対応方法について解説します。

デメリット1:複雑な学習内容との相性が悪い

マイクロラーニングでは、数分で受講できる教材が中心となっているため、複雑な学習内容の提供には向いていないと言えます。

複雑な学習内容を数分にまとめて提供した場合、受講者があまり理解できていなかったり、満足度が不足したりしてしまう恐れがあります。

提供する学習内容全てをマイクロラーニング化するのではなく、必要に応じてしっかりと説明をいれた教材を合わせて提供するなど、教材全体で理解度を高める工夫を行うことが重要です。

デメリット2:学習効果が知識習得に偏る

学習効果が知識習得に偏りやすい点もマイクロラーニングのデメリットと言えるでしょう。

対人研修や実技訓練の様子の動画など、数分程度でまとめようと動画にカットを入れてしまうと、流れを掴みづらく理解度が不足してしまう可能性があります。

また、セキュリティ研修でよく用いられるドラマ映像の教材のように、より問題を身近に感じてもらうためには数分のものではなく、しっかりと時間をかけて視聴してもらうことが理解度の向上に繋がるでしょう。
(映像イメージ:情報処理推進機構 > 映像で知る情報セキュリティ 〜映像コンテンツ一覧〜 より)

知識の習得においては、数分程度のマイクロラーニング化された教材が適していますが、実際の動きやイメージをリアルに想像させたい場合は、少し長めの教材が適している可能性がありますので、より理解を深められる教材となるように、全体のバランスをよく検討して教材を作成することが重要です。

デメリット3:教材コンテンツの質を保つ労力がかかる

マイクロラーニングでは、教材コンテンツを数分程度にまとめる必要があるため、理解して欲しいポイントを上手にまとめる必要があります。重要なポイントをまとめることに慣れていない場合、教材コンテンツの質を保つ労力が掛かってしまう点がデメリットと言えるでしょう。

また、動画で教材を作成する場合は、無駄な間を細かくカットし、編集作業を行う必要もあります。より教材コンテンツの質を高めるためには編集の労力がかかってしまいます。

自社でマイクロラーニング化した教材制作が難しいと思われる時は、LMSの提供会社に相談することで、教材制作を委託できる場合があります。

LMS365では学習コース、学習教材作成代行を承っております。教材制作のプロフェッショナルがご対応しますので、お気軽にご希望の教材内容についてご相談ください。

マイクロラーニングを活用する際のポイント

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メリット・デメリットを踏まえて、マイクロラーニングを活用する際のポイントについて解説します。

  • 学習をマイクロラーニングのみで完結させない
  • LMSを活用する
  • 学習しやすい環境を整える

どのポイントもマイクロラーニングを効率的に活用する上でとても大切なので、しっかりチェックしておいてください。

学習をマイクロラーニングのみで完結させない

マイクロラーニングのデメリットでもご紹介したように、マイクロラーニングが適している学習内容と適していない学習内容があります。そのため、提供する学習全体をマイクロラーニングのみで完結させないことが重要なポイントとなります。

知識のインプットやクイズ形式の教材、反復学習をさせたい場合はマイクロラーニングを取り入れ、実技の様子や場面等を強くイメージさせたい場合は、長めの教材を提供することが重要です。

その他にも、ライブ研修を行い、グループでディスカッションを行わせたり、実際に集合研修を行ったりするなど、学習全体で理解度を向上させるように工夫させることが大切です。

LMSを活用する

マイクロラーニングを取り入れる際はLMSの活用が必須と言えるでしょう。
LMSには様々な機能がありますが、一部機能を下記紹介します。

  • 教材の作成/追加/修正
  • クイズ(テスト)機能
  • アンケート機能
  • ライブ配信機能

※サービス提供会社により上記機能が搭載されていない場合がありますので、導入の前に必ず確認をしてください。

マイクロラーニングでは教材の作成や修正が重要であることを紹介しました。そのため、柔軟に教材を作成し修正する機能があるLMSを用いることが必須であると言えます。

また、動画教材だけでなくクイズ機能やライブ配信機能を利用することができるため、マイクロラーニングだけでなく学習全体の満足度・理解度を向上させることが可能です。

受講者が難しいと感じた部分やもう少し説明が欲しい箇所等は、アンケート機能を用いて意見を収集することができるため、学習教材の改善につなげることも可能です。

学習しやすい環境を整える

マイクロラーニングのメリットとして、いつでもどこでも様々な端末で受講できるという点がありました。

現代では、ほとんどの人がスマートフォンを所持しており、通信環境も問題なく利用できる状態であると言えますが、もし学習できる環境が整っていない受講者がいる場合はサポートが必要です。

例えば、動画の視聴により普段契約している通信量を大幅に超えてしまう場合は、教材提供側が通信環境を契約するなどの支援が必要になる場合もあるでしょう。

また、端末や通信環境だけでなく、端末に適した教材作成を行うことも重要です。

スマートフォンでの受講が多い場合は、動画内で用いる文字のサイズが見やすいかどうか確認しておく必要があります。また、文字だけでなく動画内で紹介する表や資料などもスマートフォンサイズで見ることができるかどうか確認しておきましょう。

マイクロラーニング化した教材を提供する前に、受講者の視点に立って利用しやすいかどうか確認することが大切です。

マイクロラーニングの活用例

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本章ではマイクロラーニングの活用例についてご紹介します。

  • 新入社員研修に導入
  • 業務知識の習得を効率化

新入社員研修に導入

新入社員は業務の内容を身に付ける前に、ビジネスにおけるマナー、コミュニケーションのスキルを学ばなければいけません。

例えば、下記のような教材内容を学ぶ必要があるでしょう。

  • スーツや制服のルール、身だしなみ
  • 社外の人とのコミュニケーション、名刺の渡し方・管理
  • セキュリティ意識の向上

教材をマイクロラーニング化することで、下記の例のように1つの教材を分割して提供することができます。

  • 社外の人とのコミュニケーション(対面編)
  • 社外の人とのコミュニケーション(メール編)
  • 社外の人とのコミュニケーション(電話編)

新入社員は一通り教材を受講しますが、社外とのやり取りが本格化してくる数ヶ月後に「メール編」だけを復習するなど、受講者は必要な部分に絞って反復学習を行うことができます。

様々なことを覚えなければならない新入社員にとって、反復学習がしやすい教材はとても有用であると言えるでしょう。上記の例のように、ぜひ新入社員研修にマイクロラーニングを取り入れてみてください。

業務知識の習得を効率化

マイクロラーニングを活用することで業務知識の習得を効率化することができます。

例えば、商品知識を習得しなければならない場合に下記のように教材をマイクロラーニング化することができます。

  • 商品Aの特徴・メリット・値段・おすすめポイント(動画教材)
  • 商品Bの特徴・メリット・値段・おすすめポイント(動画教材)
  • 商品Cの特徴・メリット・値段・おすすめポイント(動画教材)
  • 商品A・B・Cの理解度チェック(クイズ)

受講者は隙間時間を活用して各商品の知識をインプットし、理解度チェックを受けることができます。理解度チェックを行ったのちに、間違えた商品に絞って教材を反復学習し、再度理解を深めることができます。

理解度チェックを受けることで各商品の知識の定着度を確認できるとともに、復習したい教材をピンポイントで再生することができるため、効率的に学習を進めていくことができます。

マイクロラーニングを活用しよう

本記事ではマイクロラーニングについて概要と活用方法を解説しました。

本記事のまとめは以下になります。

  • マイクロラーニングは短時間で学習を進める方法のこと
  • 学習をマイクロラーニングのみで完結することは難しい場合がある
  • マイクロラーニングの導入にはLMSの活用が必要

マイクロラーニングを取り入れ、より効率的に学習を進められるように意識してみてください。

スマートフォンやタブレットに慣れた現代のビジネスパーソンにはマイクロラーニング化された教材を提供するのがおすすめです。LMSを既に導入している方や、導入を検討している方は、ぜひマイクロラーニング教材の掲載も検討してみてください。

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監修者

三上 晃潤

三上 晃潤(株式会社ソフィア 事業開発部 リーダー)

人事部、広報部、経営企画部、情報システム部を中心に、eラーニングシステムを活用した課題解決の提案やLMS365の導入支援を行う。最大手コンビニチェーンや最大手商社等の窓口を担当し、年間25,000ライセンス以上の販売実績を持つ。