テレワークにおける人材育成の課題とは?LMSを用いた解決方法も解説

2020年に新型コロナウイルスが感染拡大してからテレワークが一般の企業に普及しました。
しかし、急いで体制を整えたことにより、テレワークでの働き方に難しさを感じている人も少なくはありません。

テレワークの場合、対面でコミュニケーションを取ることができないため、社員間の信頼構築が難しい点やモチベーションを上げにくい点が課題となっています。

また、テレワークには人材育成が難しいといった課題もあります。

この記事では、テレワークにおける人材育成の課題を取り上げ解説します。さらに、テレワークでの人材育成を成功させるための方法もご紹介します。

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テレワークの普及によって高まる人材育成の重要性

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テレワークが普及したことにより、人材育成の重要性が高まっています。

以前から、労働環境の改善を目的としてオフィスに通勤しないで仕事をする働き方は存在しました。
しかし、今回の新型コロナウイルス対応で十分に体制を整えることができないまま、テレワークを導入した企業も多く、いくつかの課題が残っています。

なかでも不安の声が上がっているのがテレワークにおける人材育成についてです。

テレワークで人材育成の重要性が高まる背景

近年は働き方改革や新型コロナウイルスの拡大により、多くの企業にテレワークが普及しました。

テレワークを行うことにより、出勤時間が短縮し働ける人材の幅が広がりつつあります。オフィスの規模を縮小する企業も出てきており、直接社員同士で対面しなくても働ける環境が増えつつあります。
働き方が多様になりつつある社会で、変化に対応できる人材が必要とされるようになりました。そこで重要になるのが人材育成です。従業員が変化に対応しなければならないのと同じように、企業も従業員の育成方法を変化させる必要があります。

時代に合わせて企業が成長していけるように、テレワークで人材育成を推進していく環境を整えることが重要です。

多くの企業が悩むテレワークと人材育成

テレワークの体制をとっていることにより、従来のような人材育成ができていないと感じている企業も多いのではないでしょうか。

2020年に経団連が発表した「人材育成に関するアンケート調査結果」によると、環境の変化に対して自社の人材育成施策が「対応できていない部分がある」と回答した企業の割合は9割にのぼります。

デジタル技術が発展し、今後さらなる環境の変化が予測されるなか、ほとんどの企業が人材育成に対応できていない部分があるというのは危機的状況だと考えられます。


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テレワークが抱える人材育成の4つの課題

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従来は集合研修を行ったり、近くで社員の様子を確認してサポートを行ったりすることができていましたが、テレワークでは従業員との距離が離れてしまうため管理がしづらい環境になります。

本章では、テレワークが抱える人材育成の4つの課題を紹介します。

  • 従業員の状況を確認しづらい
  • コミュニケーションが不足する
  • 研修が難しい
  • モチベーションが下がりやすい

課題①:従業員の状況を確認しづらい

テレワークでは基本的にメールや電話でのやりとりが多く、勤務中の従業員の状況を確認することができません。

オフィスで勤務する場合は社員が働く様子を目視で確認することができるため、勤怠管理が容易です。

しかし、在宅でテレワークをする場合は勤務時間とそれ以外の時間との区別がはっきりしないことがあるため、従業員の状況を確認しづらいと言えます。その結果、長時間労働になってしまったり、仕事の合間に家事などをすることで明確な勤務時間がわからなくなったりするなどの問題が生じてしまいます。

課題②:コミュニケーションが不足する

コミュニケーションが不足しがちになってしまう点もテレワークの課題です。

社員が働く場所が離れてしまうため、リアルタイムで会話をする機会がありません。メールや電話で連絡をすることがほとんどで、コミュニケーションが業務に関する連絡や報告のみになりやすいため、雑談の頻度が減少します。

メールなどテキストメッセージによるやりとりはお互いの時間をとらずに必要事項を伝えることができるため便利ですが、細かなニュアンスが伝わりにくいという問題があります。

誤解のない表現で文章を伝えようとすると、かえって時間がかかってしまい、会話でやりとりした方が早いということもあります。

課題③:研修が難しい

テレワークには、従来のように集合研修やOJTを行うことが難しいという課題もあります。

従来、研修は社員が1つの会場に集合して行う方法が一般的でした。講師が社員の顔を見ながら内容を伝えられるため、社員の反応を見ながら進めることができ、社員の理解度に合わせることが可能です。

一方、テレワークだと集合研修やOJTを行いづらいため、リモートで研修を行うことになります。
リモート研修の場合、社員の反応や理解度を確かめることが難しいため、研修の成果が出にくくなってしまいます。

現場での研修とリモート研修の違いを把握して、リモート研修が成功するよう対策を施す必要があります。

課題④:モチベーションが下がりやすい

社内で仕事を行う場合は周囲に社員がいるため、わからないことや難しい課題があったら質問や相談をしやすく、仕事を進めやすいでしょう。
しかし、テレワークだと周囲に社員がいないため、業務で困難なことがあっても気軽に相談しにくいため業務が円滑に進まず、モチベーションが下がってしまうことがあります。

また、周囲の目がある環境だと気持ちが引き締まって仕事へのモチベーションが保ちやすいのに対し、1人で仕事を行うと気の緩みが生じて仕事が捗りにくくなってしまうという課題もあります。

テレワークにおける人材育成を成功させる4つのポイント

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テレワークはメリットも多い働き方ではありますが、人材育成においては課題が多く残っていると紹介しました。

そこで本章では、テレワーク時代に人材育成を成功させるためのポイントを4つ紹介いたします。

ポイント①:評価制度を見直す

テレワークでは勤務中の社員の様子を確認することができないため、勤務態度で人事評価を行うことが難しくなります。
そのため、テレワークに合わせた新しい評価制度を作る必要があります。

人事評価は社員のモチベーションにも繋がる重要な要素となりますので、正当な評価となるよう定量的な成果だけでなく、社員の声などの定性的な評価も参考にしながら評価を行っていく必要があります。

ポイント②:仕事を細分化する

テレワークでは、モチベーションを継続させにくいという課題があります。

特に、課されている業務量が多かったり、業務内容が難しかったりすると1人で取り組むハードルが上がってしまうため、できるだけ仕事を細分化し、細かく達成度合いを確認できるようにする必要があります。

仕事を細分化することによって、社員がモチベーションを維持しやすくなるだけでなく、業務の分担もしやすくなるため、全体の業務効率化を図ることも可能です。

ポイント③:定期的にコミュニケーションを取る

テレワーク体制だと、コミュニケーションをとるためには電話やメールを送る必要があるため、社内に集まって仕事をするときに比べて自然な会話が発生しにくくなります。

コミュニケーションが不足すると、社内の連帯感が薄れてしまい、組織力の低下にも繋がりかねません。

業務の進捗報告など、1日のうちに連絡をする時間を決めるなど、定期的にコミュニケーションを取ることができる仕組みを作るとよいでしょう。

ポイント④:eラーニングを導入する

テレワークにおいて人材育成を成功させるためには、eラーニングを導入することも有効です。

eラーニングで研修などを行えば、複数の社員に対して均質な教育を提供でき、社員一人ひとりのレベルに合わせた指導を行うことも可能です。

また、eラーニングを導入する際は、LMSも合わせて導入することをおすすめします。LMSはeラーニングをサポートするシステムで、教材の管理や受講者の管理を行うことができます。

LMS(学習管理システム)とは?意味や種類、選ぶ際のポイントを解説

テレワーク中の人材育成の課題を解決するLMSの機能

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LMSにはさまざまな製品があり、製品によって機能が異なります。

テレワーク体制における人材育成の課題を解決するLMSの機能をご紹介します。

研修教材の配信

教材の配信機能はLMSの代表的な機能です。
LMSを利用すれば教材を登録したり、学習コースを作成したりすることができます。

インターネットが普及する前はCD-ROMやDVDの教材を使った学習が行われていました。しかし、このように教材を配布する方法だと教材の内容が変更になったときに配布し直す手間があり、常に最新の学習内容を提供することは容易ではありませんでした。

LMSの教材管理機能を使えば、教材の差し替えや更新もスムーズに行うことが可能です。
また、受講者がLMSにログインしなければ教材を視聴することができないため、教材が漏洩するリスクが少ないというメリットもあります。

さらに、LMSのサービス提供会社によっては基本的な教材が用意されていることがあります。
新入社員向けのビジネスマナーやコンプライアンス研修など基本的な内容は既存教材を利用し、専門的な内容は教材を自身で作成して、LMSにアップロードするという方法をとることができます。

学習状況の把握

受講者の管理ができる点もLMSの代表的な機能です。
受講者が学習するべき教材を指定したり、どの教材を学習済みであるかを把握したりすることができる機能です。

eラーニングは各自で学習を進めるスタイルなので、モチベーションの維持が難しいと言えます。
LMSの学習管理機能を使えば、受講者の学習状況をリアルタイムで把握することができるため、学習が滞っている受講者に対して個別に通知をしたり、疑問点を解消する手助けをしたりすることができます。

テレワークだと、社員の顔を直接見ることができないため、1人ひとりの状況を確認することは難しいですが、LMSの機能を活用して社員の状況をモニタリングすることにより、より手厚く教育を行うことが可能になります。

コミュニケーション機能

コミュニケーション機能のあるLMSはテレワークでの人材育成に役立ちます。

コミュニケーション機能とは、チャットやSNSのようにカジュアルにコミュニケーションを取ることができる機能のことです。

テレワークでは対面で話をすることが少ないため、コミュニケーションが不足してしまいやすいという課題がありますが、LMSのコミュニケーション機能を活用すればテレワーク体制でも気軽にコミュニケーションを取ることができます。

コミュニケーション機能を使えば、受講者の学習状況に応じたフォローをしたり、個別の質問や相談を受けたりすることができます。LMSの機能を活用することで、従来のテレワークの課題となっていたコミュニケーション不足を解決することができます。

テレワーク中の人材育成に適したLMSを選ぶポイント

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それでは、テレワークの研修にLMSを活用したeラーニングを実施する場合、どのような基準でLMSを選べばよいのでしょうか。

LMS選びのポイントを3点ご紹介します。

必要な機能が揃っている

LMSを選ぶ際の1つ目のポイントは、必要な機能が揃っていることです。

eラーニングのスタイルで人材教育を実施するなら、学習目的に沿った機能が搭載されているLMSを選ぶ必要があります。

LMSは、教材の配信機能と受講者の管理機能をもつ製品が多いですが、さらに便利な機能が追加されている製品もあります。

例えば、チャットやSNSの形式のコミュニケーションを取ることができる機能がついている製品を選べば、テレワークのコミュニケーション不足を解消するのに役立つでしょう。

あらかじめ、LMSをどのように活用したいか明確にしてから、必要な機能が揃ったLMSを選びましょう。

LMSの機能や選び方のポイントはこちらの記事でも解説しておりますので、合わせてご確認ください。
LMSの主な機能一覧【選び方のポイントや導入時の注意点も解説】

コストを比較する

LMSを選ぶ際の2つ目のポイントは、コストです。

LMSの製品によって導入や運用にかかる費用は異なります。

料金システムには月額固定制と従量課金制の2種類があります。(※クラウド型LMSの場合)

月額固定制は毎月定額の利用料を支払うシステムなので、決められた予算通りの運用ができるところがメリットです。

従量課金制は利用者数などに応じて利用料が変動するシステムです。
月ごとに大きく利用者数などが変動する場合は、従量課金制の方が費用を抑えることができる場合があります。

LMSによって料金システムや基本料金などが異なるため、コスト面で最適なシステムを選びましょう。

使いやすさを重視する

LMSを選ぶ際の3つ目のポイントは、システムの使いやすさです。

使いにくいLMSだと、せっかく導入しても使いこなすことができず、学習効果が上がりにくくなります。システムの管理者と学習者の双方にとって使いやすいシステムであるかを確認することが大切です。

管理者にとって使いにくいシステムだと、教材の更新や受講者の管理などの運用が滞ってしまうかもしれません。LMSで効果的な学習効果を得るには、管理者による適切な運用は必須なので、管理者にとって使いやすいシステムかどうかを確認しましょう。

もちろん、受講者にとっての使いやすさも重要です。
システムの使いやすさは学習のモチベーションに直結します。
テレワークは社員の自主性が求められる勤務形態なので、モチベーションを下げないためにも、受講者にとっても使いやすいかを考慮してLMSを検討するとよいでしょう。

LMSは、契約の前段階でデモアカウントを作成して実際の画面を体験することができる製品が多いため、選定の段階で使用感を確かめておくと安心です。

テレワーク中の人材育成にLMSを活用しよう

本記事では、テレワーク中の人材育成を成功させるための方法について解説しました。

近年、テレワークの必要性が急速に高まりました。
テレワークを急いで導入したために人材育成などに不安を抱えている企業も多く存在します。

テレワーク体制で人材育成を進めていくために、評価制度の見直しや業務の細分化、コミュニケーションの活性化などの対策が有効です。

また、テレワークでも人材育成をストップさせないために、LMSを活用したeラーニングを導入するのもおすすめです。

LMSを導入すれば、教材や受講者を管理することで効率的に研修を進めることができます。また、コミュニケーション機能が充実したLMSを選べば、テレワークのコミュニケーション不足をカバーすることも可能です。

機能面・コスト面・使いやすさで自社にあったLMSで、テレワーク時代の人材育成を進めてみてはいかがでしょうか。

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監修者

三上 晃潤

三上 晃潤(株式会社ソフィア 事業開発部 リーダー)

人事部、広報部、経営企画部、情報システム部を中心に、eラーニングシステムを活用した課題解決の提案やLMS365の導入支援を行う。最大手コンビニチェーンや最大手商社等の窓口を担当し、年間25,000ライセンス以上の販売実績を持つ。