LMSに組み込む教材の制作ポイントとは?方法やステップを解説

eラーニングを実施する際に重要となる学習教材は、わかりやすく、かつ効果の高い教材を作る必要があります。

本記事ではLMSに組み込む学習教材の制作ポイントやステップをご紹介します。

  • 学習教材をLMSに組み込む5つのステップ
  • LMSに組み込む学習教材の制作方法
  • 学習教材を制作する場合のポイント

より効果的なeラーニングを提供するための参考になれば幸いです。

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LMSの主な3つの機能

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LMSには主に次のような機能があります。

  • 学習管理機能
  • 学習補助機能
  • 教材管理機能

各LMSの製品によって搭載されている機能は異なりますが、上記3つの機能はLMSの基本的な機能として提供されていることがほとんどです。

機能1:学習管理機能

LMSを用いることで受講者の学習の進捗状況や成績を管理することができます。

  • 受講者がどのくらいのペースで学習を進めているか
  • 受講者がテストで獲得した点数
  • 受講者の得意分野と苦手分野

上記の例のように講師が受講者を指導する際に指針となるデータを取得し、管理することができます。

LMSを導入していないeラーニング学習では、受講者がどこまで学習を進めることができたか把握することは困難でした。LMSでは自動で情報を取得することができるため、学習の進捗状況が遅れている受講者に対しては、リマインドメールを送るなど、学習を促すことも可能です。

機能2:学習補助機能

LMSには受講者の学習をサポートするための補助機能が備わっています。

  • コミュニケーション機能
  • ライブ配信機能

従来のeラーニングでは、人と人とのコミュニケーションが取りにくいという欠点がありましたが、LMSにはコミュニケーションを円滑に取るための機能が搭載されています。個別メッセージを送れたり、掲示板に書き込んで交流したりすることで、講師と受講者の双方向からコミュニケーションを取ることが可能です。

また、最新のLMSはライブ配信にも対応しています。ライブ配信で学習を提供することにより、リアルタイムで疑問を解決できたり、グループワーク等を実施したりすることが可能です。様々な方法で学習を進めることができるため、受講者のモチベーション向上も期待できます。

機能3:教材管理

LMSは教材の管理も簡単に行うことができます。教材の制作・修正や予約配信、受講期限の設定や受講者の制限など、様々な設定が可能です。

学習教材の制作では、映像教材、スライド教材、PDF教材、テスト、アンケート、レポート課題などを制作できるものがあり、学習内容に沿って受講者が学習しやすい教材を選択して制作することができます。

受講者グループの属性に応じて、教材の配信を制限することができるため、テストで一定の合格点を獲得した受講者のみに次のステップの教材を配信するなどの設定が可能です。


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学習教材をLMSに組み込む5つのステップ

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LMSに学習教材を組み込むためには、以下の5つのステップが重要になります。

  1. 学習目的を明確にする
  2. 学習目的に合わせた教材設計をする
  3. 設計をもとに教材を制作する
  4. 教材の組み込みと実施
  5. 教材の評価と改善

それぞれの項目について順番に解説します。

ステップ1:学習目的を明確にする

1つ目のステップは「学習目的を明確にする」ことです。

受講者をスキルアップさせ、学習へのモチベーションを維持させるためには、学習目的を明確に設定しておく必要があります。

教材の種類やボリュームを決める前に、eラーニングを修了した受講者がどのように成長しているのか、どのような知識・スキルを得ているのかを具体的に明確にしておきましょう。

学習目的を具体的に設定した上で、目的を達成するために必要な学習教材の設計をしていきましょう。

ステップ2:学習目的に合わせた教材設計をする

2つ目のステップは「学習目的に合わせた教材設計をする」ことです。

ここでは、学習目的に沿った教材の仕様書を制作します。学習目的や対象の受講者などを仕様書に具体的に記載しておくことで、次のようなメリットが得られます。

  • 改訂が必要になった際に、前任者がいなくても改訂がしやすくなる
  • 複数人で教材制作をする際の指針となる

仕様書を制作したら、学習教材の提供方法を明確にし、学習教材の設計書を制作します。教材の難易度や説明の仕方に合わせて動画やテキスト教材、テストなどの提供方法を選択しましょう。また学習教材の構成制作においては、学習すべき要素に抜け漏れがないように注意しましょう。
学習に関連する要素を一度全て洗い出して構造化し、学習目的に沿っていないものや冗長なものを取り除いていくと抜け漏れなく構成を制作することが可能です。

仕様書や設計に基づいて教材の制作を進めることで、軸が明確な学習教材を制作することが可能となります。教材制作や修正時に振り返るための仕様書・設計書となりますので、慎重に制作しましょう。

ステップ3:設計をもとに教材を制作する

3つ目のステップは「設計をもとに教材を制作する」ことです。

これまでのステップで制作した仕様書や設計書に基づいて教材を制作します。この段階では配布資料や確認テスト、音声データや動画の編集などを行います。

音声や画像付き教材をブラウザから簡単に制作できるLMSもあるので、教材制作に不安がある方はLMSに制作機能が搭載されているか事前に確認しておきましょう。

ステップ4:教材の組み込みと実施

4つ目のステップは「教材の組み込みと実施」です。

学習教材を制作した後に、学習管理システムであるLMSに教材として組み込みます。後にも解説しますが、LMS側によって登録できる学習教材の規格が制限されている場合もあります。
教材をSCORM化したり、事前にLMS側の規格を確認したりしておくなど、組み込みに問題が発生しないよう注意しましょう。

教材の組み込みが完了したら、実際にeラーニングを実施します。実施後は問題なく受講できるか、学習進捗状況等が正しく反映されているか等を確認しましょう。

ステップ5:教材の評価と改善

最後のステップは「教材の評価と改善」です。

受講者の学習がある程度進んだら、学習教材に対する評価や改善点を収集し、教材の改善を進めていきます。評価や改善点は、LMSのアンケート機能を用いることで容易に収集することが可能です。難しい点や説明が足りない点があった場合、補足の教材を入れたり、説明の仕方を変えたりするなどの改善を行うことができます。

このように受講者の声を分析し、改善する過程を繰り返していけば、より良い教材を作り出すことができるようになります。

LMSに組み込む学習教材の制作方法

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次にLMSに組み込む学習教材の制作方法について紹介します。

教材の制作方法は主に次の2つです。

  • 業者に発注する
  • 自社で制作する

それぞれの方法の特徴、メリット・デメリットを解説します。

業者に発注する

自社で教材制作が難しい場合は、専門業者に制作や開発を依頼することができます。業者に発注した場合、あまり手間をかけずに高品質な教材を制作することが可能です。

学習目的や教材の仕様なども専門家がヒアリングを行うため、抜け漏れなく理想の教材を制作できる点がメリットといえるでしょう。

一方で、外注費用がかかってしまう点が一番のデメリットと言えます。予算の範囲内で希望の教材を制作できるかどうか業者に必ず確認しておきましょう。また、合わせて専門業者の実績や過去の制作教材を確認しておくことも重要です。

自社で制作する

教材制作コストを抑えたい場合は自社で教材制作を行います。

自社で教材制作を行う場合、教材制作ソフトやLMSの教材制作機能を利用します。

例えば、LMS365では普段使用しているWordやExcel、PowerPointなどの慣れ親しんだツールを用いて教材制作し、簡単に学習教材として配信することが可能です。

参考:ラーニングモジュール機能

教材制作中に柔軟に仕様を変更したり、教材内容を修正したりできる点がメリットと言えるでしょう。教材制作者が社内にいることでノウハウが貯まり、他の教材制作や改訂が容易にできる点もメリットと言えます。

一方で、教材制作までに時間と手間がかかってしまう点がデメリットとして挙げられます。動画の撮影や編集等の技術的な課題もあるため、結果的に外注コストを上回ってしまわないように注意しましょう。

学習教材を制作する際のポイント

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LMSに学習教材を制作する際に押さえておきたいポイントは以下の4つです。

  • 使いやすい教材を作る
  • 修正しやすい教材を作る
  • 教材を定期的に更新する
  • 教材をSCORM化する

使いやすい教材を作る

1つ目のポイントは使いやすい教材を制作することです。

文字に加えて、イラスト、画像、動画などを使いながら、全体を見やすく構成します。文字は大きさやフォントを統一し、イラストや画像はピクセルサイズを揃えて見やすいように工夫しましょう。動画も間やつなぎ言葉をカットするなど漫然とした内容にならないように注意しましょう。

修正しやすい教材を作る

2つ目のポイントは修正しやすい教材を作ることです。

教材を配信後も制度や法律の改訂、変更、不具合などが起きる可能性があります。その際、内容の編集や更新を行う必要がありますので、編集しやすい教材にしておくことが重要です。

仕様書や設計書を保管しておくことや、作成者や編集者の履歴を残すなど教材制作の情報を適切に管理しておくことで、修正が容易になります。

教材を定期的に更新する

3つ目のポイントは教材を定期的に更新することです。

古いままの教材や使いにくいままの教材をそのまま提供していると、受講者のモチベーションが下がるだけでなく、正しい知識の習得にも繋がりません。

LMSのアンケート機能を活用し、受講者から教材のフィードバックを貰いましょう。フィードバックに基づいて改善を進めることで、より受講者に沿った教材を制作することができます。またその他にもテスト結果において点数が低い箇所からも改善点を抽出することができるでしょう。

教材は一度制作したら完成ではなく、常に改善を進めていくことが求められます。より良い教材を提供できるように継続的に更新を行っていきましょう。

教材をSCORM化する

4つ目のポイントは教材をSCORM化することです

SCORMは「Sharable Content Object Reference Model」の略称で、学習コンテンツの標準規格です。SCORMの規格に基づいて制作された学習コンテンツは様々なLMSで利用することが可能です。LMSがSCORM規格の学習コンテンツに対応している必要がありますので、導入するLMSがSCORM規格に対応しているかどうか事前に確認しておきましょう。

参考:SCORM & AICCプレイヤー機能

学習教材を制作してLMSに組み込もう

本記事では、学習教材を制作してLMSに組み込むステップやポイントなどについて解説しました。

  • 教材の制作は「学習の目的」を明確にすることが重要
  • 予算に合わせて教材の制作方法を選択する
  • 改善を前提とした教材制作が重要

高品質な教材を制作することができれば、受講者のモチベーションも上がり、より効果的な学習体験を提供することができます。LMSの導入を検討している方は、教材管理や教材制作がしやすいかどうかを事前に確認しておきましょう。

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監修者

三上 晃潤

三上 晃潤(株式会社ソフィア 事業開発部 リーダー)

人事部、広報部、経営企画部、情報システム部を中心に、eラーニングシステムを活用した課題解決の提案やLMS365の導入支援を行う。最大手コンビニチェーンや最大手商社等の窓口を担当し、年間25,000ライセンス以上の販売実績を持つ。