中途採用社員の研修にLMSを導入するメリットとは?成功のポイントや注意点を解説

新入社員研修には力を入れても、中途採用者向けの研修内容はどのようにすればよいのか迷っている企業も多いのではないでしょうか。

昨今、1つの企業でキャリアを終える人は少数派になっており、転職による中途入社の社員が増加しています。そのため新入社員研修と同じように、中途採用者向けの研修にも力を入れていく必要があります。

この記事では、中途採用者向けの研修で気を付けるべきポイントや、研修方法を解説します。

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中途採用の社員に研修が必要な理由

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中途社員は新入社員とは異なり、基本的なビジネスマナーや知識がほとんど身についている状態で入社してくる場合がほとんどです。

そのため中途採用の社員に対しては研修が不要と感じている方もいるかもしれません。しかし、中途採用だからといって研修が不要だということはなく、新入社員研修と同じように研修を行った方がより早く業務に慣れることができます。

本章では中途採用の社員に研修が必要な理由を3つ紹介します。

企業理念や社風を理解してもらう

中途採用の社員に研修が必要な理由の1つは、企業理念や社風を理解してもらうことです。

中途採用社員は、場合によっては新入社員よりも企業に馴染むのが難しいこともあります。なぜなら、前職で身につけたビジネスマナーや考え方から、新しい企業の方針に変えなければならないからです。

たとえ同じ業界であっても企業によって職場の雰囲気や大切にしている考え方は異なります。新しい企業に馴染むためには、企業理念や社風を理解することが不可欠です。企業の歴史や、担当部署以外の業務、取り扱う製品やサービスなどの説明を通して、企業の思いやビジョンを伝えましょう。

職場環境に慣れてもらう

職場環境に慣れてもらうというのも、中途採用者への研修の目的です。

職場で使う設備の場所や使用ルールは最初にしっかり教えておくことが大切です。説明がないと使い方がわからずに他の人の手を止めてしまったり、誤った使い方で迷惑をかけてしまうかのうせいもあるでしょう。

また業務が始まると一部の社員としか関わらなくなってしまうことがあるため他部署の社員の紹介なども入社時の研修で行うことが大切です。最初に他の部署の人を紹介しておくと後に仕事で関わる機会があった場合に協力しやすい関係性を築くことができるでしょう。

このように、職場環境に慣れるといった点でも中途社員への研修は重要と言えます。

中途採用の社員の孤立を防ぐ

中途採用の社員は新入社員と比べて年齢や出身が様々なことからフランクな人間関係を築きにくいという課題があります。

職場で孤立してしまうと業務で困難が生じたときなどに気軽に相談できる相手がいなくなり、抱え込んでしまうようになります。また中途社員は即戦力として採用されるため、慣れない環境でのプレッシャーが大きく、ストレスを溜めやすい傾向があります。悩みを抱えていても孤立していることから誰にも打ち明けられないでいると、場合によっては早期退職に繋がってしまうこともあります。

中途採用社員の職場での孤立を防ぐためには入社時に研修を行うことが有効です。

中途採用と時期が近い新入社員と同じタイミングで研修を受けさせたり、同じ部署の先輩をメンターにつけたりするなど、気軽に話せる相手ができるように組み合わせる工夫が必要です。


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中途採用の社員の研修を成功させる4つのポイント

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中途採用でも企業の社風に馴染ませることや孤立を防ぐことを目的として研修を行うことが重要であると解説しました。

それでは中途採用の社員に対する研修を成功させるにはどのようなことに気をつければよいのでしょうか。本章では中途採用の社員の研修を成功させるポイントを4つ紹介します。

ポイント①:研修目的を明確にする

中途採用の社員の研修を成功させるポイントの1つ目は研修目的を明確にすることです。

中途採用者は社会人として一定の基礎知識やスキルがある状態で入社することが多いため、研修内容の理解が早かったり、内容を既に知っていたりすることもあるでしょう。その際に目的が不明瞭でだらだらと説明をする研修内容であった場合、モチベーションの低下や企業に対する不信感を募らせてしまう可能性があります。

目的を明確にし、共有しておくことで、既知の内容でも研修を受ける必要性や重要さに理解を得ることができます。

ポイント②:進捗状況の確認とサポートを徹底する

中途採用の社員の研修を成功させるポイントの2つ目は、進捗状況の確認とサポートを徹底することです。

新入社員研修の場合は毎年定期的に行っている研修であるため研修に充てる人材や時間の確保が容易にできたり、サポートを充実させたりすることが可能でしょう。一方、中途採用者は入社のタイミングが一定ではない上に、入社時点である程度スキルがあることがわかっているため、フォローしなくてもよいと考えられてしまう場合があります。

しかし、中途採用者の研修であってもその企業で問題なく業務をこなせるようになるまでは細かい指導とサポートが必須です。中途採用者は前の職場での経験があるため、新しい職場でのやり方や考え方に慣れるのが難しく、一見できていると思っても間違った方法で業務を進めてしまうことがあります。

中途採用者の研修を行う場合は研修内容を理解できているかを細かくチェックしいつでも支援できるような体制を整えておくことが大切です。

ポイント③:社内での仲間作りもサポートする

中途採用の社員の研修を成功させるポイントの3つ目は、社内での仲間作りもサポートすることです。

新入社員の場合は同期がいるため仕事で関わりがなくても気軽に食事をしたり、相談をしたりする仲間ができます。しかし、中途採用者の場合は、仕事で関わりがある社員がいたとしても、あくまでも仕事上の関係止まりになってしまうことが多いです。

職場での仲間を持つことは仕事でのストレスを和らげることや、会社への帰属意識を強めるという点で重要です。中途採用だと同じタイミングで入社する人はいないため、近い時期に入社した社員や役職・年齢の近い社員などが交流を深められるような機会を作るようにしましょう。

合同でグループワークなどの研修を行ったり社外学習の機会を設けたりすることで、スムーズなコミュニケーションが取れる仲間や環境を作りやすくなるでしょう。

ポイント④:研修中に成功を体験してもらう

中途採用の社員の研修を成功させるポイントの4つ目は、研修中に成功を体験してもらうということです。

新入社員の場合、社会経験がないため成果が出るまで時間がかかることは双方で理解できていますが、中途採用者の場合は前職の経験があるという誇りや期待感があるため、すぐに成果を出さなければいけないと感じてしまう傾向にあります。採用側は焦る必要ないと考えていても、中途社員は焦りを感じている場合があるため注意が必要です。

中途採用者が焦りをなくし、より早く業務に慣れてもらうためには研修中の早い段階で成功を体験してもらうことが大切です。例えば講義形式の研修だけでなく、複数人を集めて協力して課題を解決するようなグループワークを行ったり、テストを実施したりすることで合格点を取る喜びを経験できるようにするといった方法があります。

関連記事:ゲーミフィケーションとは?重要な要素や意味、報酬の設定について解説

またその他にも、新入社員よりも早く営業の同行をさせたり、会議へ参加させたりするなどして転職者としての経験を活かすような業務を体験させることも重要です。

中途採用の社員に行う研修

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中途採用の研修を成功させるためには、研修目的を明確にすることや社内での仲間づくりをサポートすることが大切です。

それでは、中途採用の研修を実際に行うとしたらどのような方法があるのでしょうか。本章では中途採用の社員に行う研修の代表的な方法を3つご紹介します。

集合研修

集合研修とは、中途採用者が同時期に多数入社した場合に採用できる研修方法です。複数の社員を1つの会場に集め、企業理念や企業独自の規則などを伝えます。

実際に社員同士が集まるため交流を深めるきっかけになりやすいのがメリットですが、会場の準備に手間やコストがかかったり、交通費などがかかるのがデメリットとして挙げられます。

この方法は研修参加者が多い場合に適した方法であり、一度に大人数が入社するケースの少ない中途採用の研修で採用されることはあまり多くありません。

OJT

OJTは、入社した社員1人に対して指導者がつき、実際の業務を通して実践的な知識やスキルを習得する方法です。

指導者と受講者の距離が近く、細やかな指導を受けられることがメリットです。一方で、指導者は通常業務をしながら社員の指導も行わなければならないため、指導者への負担が大きいことや、体系的な教育を行うのが難しいというデメリットもあります。

すでに基本的なスキルが身についている中途採用者であれば新入社員よりも短期間でOJTの研修を終えられることが多いためOJTは中途採用者への研修として多く採用されています。

eラーニング(LMS)

eラーニングは、オンライン上で行う学習方法のことです。

中途採用者が入社した時に伝えるべき企業理念や就業ルール等は資料として用意されていることが多いため、集合研修で一斉に周知するのではなく動画やオンライン上の資料として見てもらう方が効率的です。

eラーニングを活用するメリットはオフラインの研修に比べて指導者にかかる手間が少ないことや、研修にあてる時間の自由度が高いことです。一方動画を用意するのに手間がかかる、モチベーションを保ちにくいなどのデメリットもあります。

また、eラーニングを取り入れる際は、LMSという学習管理システムを導入することをおすすめします。LMSの製品によって機能は異なりますが、基本的な機能として教材管理機能や学習管理機能があり、研修者の学びをサポートしつつ企業側の負担を軽減することができます。

中途採用社員の研修をeラーニング(LMS)で行う5つのメリット

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中途採用社員として一度に多くの人数が入社することは少なく、集合研修が適していない場合もあります。

そこで、中途採用者への研修を行う際はeラーニング(LMS)の導入が最も効果的で効率的でしょう。eラーニングで研修を行う体制を整えていれば、研修人数が複数人になっても同じように研修を行うことができ、中途採用研修の質が安定します。

本章では中途採用社員の研修をeラーニングで行うメリットを5つご紹介します。

メリット①:学習の進捗状況が確認できる

LMSを活用したeラーニングなら、学習の進捗状況を確認することができます。LMSには基本的に学習管理機能があり、研修対象者がどのように研修を進めているかを確認することができます。

集合研修やOJTは研修内容を細かく記録できない場合があります。中途採用者は、新入社員に比べてスキルや知識の差が大きいことが多く、研修すべき内容やボリュームがバラバラになりやすいです。そのため研修内容の記録がなければどの程度の研修が終わっているのかを把握しにくくなってしまいます。

LMSの学習管理機能があれば、動画教材を使用して学習を行う場合にどの教材を視聴しているのかを確認することができたり、テスト機能を活用して理解度を確認できたりするなど、指導を効率化することができます。

また学習状況が把握できることで細かなサポートも行いやすく、中途採用者が早く仕事に馴染むことができるようになります。

関連記事:LMSの主な機能一覧【選び方のポイントや導入時の注意点も解説】

メリット②:適正な評価を行いやすい

LMSを活用することで、中途採用者の研修における適正な評価が行いやすくなります。先ほども紹介したようにLMSには、テスト機能がある製品もあり、研修内容ごとに内容を理解できているかを確認することができます。

中途採用者のデータを蓄積しておけば、比較対象が少なく指導方法の確立が難しい中途社員でもどの程度の能力を持っているのかを評価しやすくなります。

適正な評価を行うことは中途社員にとってもメリットとなります。前職の経験やスキルを活かして、早く成果を出したいと考えている中途社員は、一律の教育内容や研修を完了させることのみで評価されるだけでなく、既知の分野や得意な領域においてプラスアルファの成績を出すことで、より自身の評価を高めることができます。
高い評価を入社直後にもらえることでさらにモチベーションを高めることが可能となり、より成果を出す社員として成長していくことができるでしょう。

メリット③:学習のフォローが個別にできる

LMSには受講者ごとに教材を設定できる学習コース機能がついているものもあり、中途採用者のスキルや経歴に合わせて教材を選ぶことが可能です。

中途採用者は新入社員よりも能力にバラつきがあることが多いため、集合研修や決められた内容の研修のみ実施しても高い効果は得られないでしょう。中途採用者のスキルにあった内容の教材を組み合わせて提供することで、高い研修効果を得られるでしょう。

このように受講者ごとの学習計画を立てることで、中途採用者の研修のサポートを徹底することにつながります。

関連記事:eラーニングシステムの教材を使用・制作する際の注意点やポイントを紹介

メリット④:受講者が学習ペースを決められる

eラーニングは受講者が好きな時間に場所を問わず学習できるというメリットもあります。オフライン研修は、時間と場所が決められているため研修を受ける側も指導する側もスケジュールを合わせなければなりません。

しかし、eラーニングはインターネット環境と対応端末さえあればいつでもどこでも学習を行うことができるため、通勤時間や業務の合間を学習時間に充てることができます。

このように学習機会が広がることで自ら学習に向かう姿勢が身につき、研修が終わった後でも学習をする習慣がつきやすくなります。

メリット⑤:コミュニケーションによるフォローができる

LMSにはビデオツールやチャット機能などのコミュニケーション機能が充実している製品もあります。

このようにコミュニケーションツールがあることにより他の受講者と一緒に研修を受けたり、面談に利用したりすることができます。掲示板機能や個別メッセージの機能もあるため同期の少ない中途採用者が他の社員と繋がる機会を広げることができます。

上司と面談をして研修目的を明確にしたり、他の社員と交流したりすることで社内の仲間作りをサポートでき、中途採用者の研修を成功させやすくなります。

eラーニング(LMS)を中途採用社員の研修に導入する際の注意点

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学習状況の確認ができることや適正な評価が可能なことなどからLMSを活用したeラーニングが中途採用社員の研修に適していることがわかりました。

しかし、LMSを導入して研修を行う際は注意しなければならないこともあります。eラーニングを中途採用社員の研修に導入する際の注意点を3つ紹介します。

LMS外でのコミュニケーションを意識する

eラーニングを中途採用社員の研修に導入する際は、LMS外でのコミュニケーションも意識することが大切です。

LMSにはコミュニケーション機能があるとはいえ、業務に関係のない話はしにくいのが実情です。しかし、仲間意識を築くためには、仕事以外の会話も必要です。

何か悩みがあったときに相談できるような仲間が社内にできるよう、LMS以外で他の社員と交流する機会を作るように意識しましょう。また、企業側も積極的にリアルの場でのコミュニケーションを取れるような環境や機会を構築するようにしましょう。

LMSだけに頼らない

eラーニングで学習できる内容は、座学で学ぶような知識面が中心で、実技を習得するのには不向きです。中途採用者への研修にLMSを活用する場合でも、LMSだけに頼らないようにしましょう。

機械の使い方や技術が必要とされる業務を指導する場合は、OJTや外部研修などの研修方法を採用すると良いでしょう。

ただし、プログラミングスキルや社内システムの操作方法など、PCを用いたスキルはeラーニングと相性がいいため、LMSを活用するのがおすすめです。

複数の学習方法を組み合わせるブレンディッドラーニングについてはこちらの記事でも解説しておりますので、合わせてご確認ください。

参考記事:ブレンディッドラーニングとは?メリットや注意点・活用ポイントを解説

モチベーションの低下に注意が必要である

eラーニングは周りに同じ研修を受ける人がいない環境になるため、モチベーションが低下してしまいやすいという注意点があります。

学習の強制力が弱いため、学習状況を細かく確認して、モチベーションが低下していないか確認するようにしましょう。

学習の進捗状況が悪かったり、モチベーションが下がっている様子が見られる場合、対面のコミュニケーションの場を設けて直接話を聞いたり実技的な内容の研修を多くしてみるなど工夫をしてみると、モチベーションが復活することもあります。

LMSにはアンケート機能が搭載されている製品もあります。研修や学習に対する不安、入社後のコミュニケーションの不安などないか、定期的にアンケートに回答してもらうように工夫することも大切です。

中途採用社員の研修にeラーニング(LMS)を導入しよう

終身雇用が当たり前ではなくなり、企業をまたいだキャリアアップが一般的になった現在、中途採用者は珍しくなくなっています。

中途採用者は、スキルを買われて即戦力として入社するため、手厚い研修は必要ないと思われがちです。しかし、中途採用者に対しても、しっかりと研修を行うことでいち早く職場に慣れてもらうことができます。

中途採用者での研修方法として効果的なのはLMSを活用したeラーニングです。

LMSには受講者の学習をサポートするさまざまな機能があり、細かなフォローを行いやすくなります。中途採用者の研修方法にお悩みの場合は、是非LMSの導入をご検討ください。

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監修者

三上 晃潤

三上 晃潤(株式会社ソフィア 事業開発部 リーダー)

人事部、広報部、経営企画部、情報システム部を中心に、eラーニングシステムを活用した課題解決の提案やLMS365の導入支援を行う。最大手コンビニチェーンや最大手商社等の窓口を担当し、年間25,000ライセンス以上の販売実績を持つ。